腐葉土のカメムシ

去年の暮れ、落葉層をふるった腐葉土をタッパに入れて保管してた。
時々覗いたら、カメムシの幼虫が歩いていたのだけれど、
写真をそのうち撮ろうと思っている間に先日羽化していた。

これ。

ツヤツヤした地味なカメムシ。体長は5.5mm。
日本原色 カメムシ図鑑 第３巻とにらめっこしたら、
オオツヤナガカメムシ Lamproplax majuscula のようだ。

本種はヒョウタンナガカメムシ科Rhyparochromidaeに属する。

で、ツヤナガカメムシ属Lamproplaxの日本産既知種は３種。
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オオツヤナガカメムシLamproplax majuscula
5.5-6.2mm 前脚腿節腹面の棘状突起は３本

クロツヤナガカメムシLamproplax membranea
4.8mm内外 前脚腿節腹面の棘状突起は２本

チビツヤナガカメムシLamproplax unispina
3.3mm内外 前脚腿節腹面の棘状突起は１本
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この他、未同定種が複数有り、再検討の必要があるグループだそうだ。
とりあえず未同定種を無視すればオオツヤナガカメムシになる。

前脚腿節の拡大。

左右で違う！？
でも片っぽは少なくとも３本なのでイイか？＾＾；)

ではまた