ナカオビカバナミシャクの♀交尾器
ちょいと忙しいので、以前採った蛾を貼って今週はお仕舞い。
3月最後の日曜日に山で見た蛾。
ナカオビカバナミシャク Eupithecia subbreviata
か、どうかはよく判らないので交尾器を確認↓。♀だった。
ナカオビカバナミシャクの♀交尾器
右側の丸いのが交尾嚢(こうびのう;corpus bursaeコルプス・ブルサエ)
交尾嚢は、♂と交尾したあと精子を一時的に貯めておく袋である。
手持ちの図鑑によると、
外見ではナカオビカバナミシャク、ウスカバナミシャク、モンウスカバナミシャクの3種が、よく似ており同定には注意が必要。
♀ではこの交尾嚢の形が3種で違う。
ナカオビでは写真のように長い卵形、ウスカバではほぼ球形。モンウスカバでは先細りで非常に長い形をしている。
交尾嚢の拡大
なんか内向きの棘が大量。。。。コワイ、、、
ではまた