コナラのカトカラ・・・アサマキシタバ他
今年のお散歩コースはいもむし毛虫が豊作である。
新葉がほとんど食べられてしまったコナラ。
さて、ゴールデンウィーク中のお散歩で見掛けたいもむし。
アサマキシタバ Catocala streckeri の幼虫。
おしりの方に立派なトゲのあるカッコイイ幼虫である。
模様には個体によってかなり変化があるが、
亜背部に単色淡色の帯があることが多い。
また成熟すると粉を吹いたような粉白色を帯びる。
また他のキシタバ類より発生期は早く、5月下旬には成虫を見る。
この蛾が属するCatocala(カトカラ属)は、後翅に黄色や赤の縞模様のある美麗種で、人気の種類である。
他にもう1種別のカトカラをコナラで見ている。
こんなの
腹部下面側方になにかピラピラが連なっている。
手持ちの図鑑では、
フシキキシタバ Catocala separans
に似ているのだが、こちらは飼育確認した経験がないので、
ちょっと保留としたい。
今は蛹である。
飼育4日で成熟状態のフシキキシタバ?
腹面にはぶどう色の斑紋。
腹面のピラピラの拡大。
毛でもないし、なんだろね?
なんか見たことあると思ったらあれだ、
ゴジラの背中のピラピラがこんなだったような??
ではまた
2012.6.6追記
下の種は、予想通りフシキキシタバであることを確認しました。
答え合わせ・・・ニセオオコブガとフシキキシタバ