模様付きのコナジラミ
雨上がりの日曜日、
お散歩コースのヤブツバキ。
新しい葉っぱになにやら小さなものがついている。
ツバキコナジラミ Aleurotrachelus camelliae
去年の葉っぱの裏面にはツバキコナジラミの蛹殻が付いているし、ツバキコナジラミであっているだろう。
コナジラミの仲間は粉を吹いた様な真っ白の昆虫というイメージを持っていたので、模様があるとなんか新鮮である。
よく見ると、いくつかはカップルが出来ている様だ。
大小の2匹が仲良く並んでいるのが判る。
少し持って帰って、針刺しの展翅標本を作ってみた。
針の太さは0.1mm。
小さくて大変だが、蛾の様に取れやすい鱗粉とかが無いので、
その分らくちんである。
老眼なので、もちろん実体顕微鏡のお世話になりながらの作成。
小さい方が♂。腹部は細いが腹端の交尾器が大きい。
♀は卵がある分、腹部がぽっちゃりしている。
冬場に見かけるコナジラミの蛹殻は大きさがまちまちだけど、
♂♀の差かも知れないと思ってみたり。。。
拙ブログ関連記事→「アフリカのお面?」
(ツバキコナジラミの蛹殻を紹介してます。)
ではまた。