旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

幼虫のバリエーション・・・・・ツマジロエダシャク

この間クスノキの枝にピットリとくっついていたシャクトリムシ

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2010.10.30


見かけない模様だなぁ?、と言うことで、
我が家に招待してみた。(拉致とも言う。)

間もなく蛹化したものの、たぶん羽化は来年のお楽しみ、
と思っていたら、

今週になって羽化した。

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ツマジロエダシャク Krananda latimarginaria

つ、つまらん。
超普通種ではないか。
普通種のショックで背景がおざなりである。


実は以前にもツマジロエダシャクの幼虫は飼育したことがある。
以前のはこんな幼虫。

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2010.08.08 ツマジロエダシャク終齢幼虫


緑色。赤紫の頬紅(?)がオシャレ。

この幼虫は前蛹になっても緑色だったので、
件の幼虫はもともと褐色の体色なのだろう。

ひょっとして季節型?とも思ったのだが、
2006年の12月にも緑色型の幼虫を見ている。
コンナノ

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2006.12.10


これもツマジロエダシャク終齢幼虫
これはカゴノキにいたもの。

なので季節によって体色が変わると云う訳でもなさそうだ。

でも、体色にあわせてとまる場所を考えているように見える。
かしこい子たちである。

そう言えば3月にもツマジロエダシャクの幼虫を見ている。

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2006.03.26

クスノキの下に前蛹状態でころがっていたもの。

こうしてみると、なんだか1年中いる幼虫である。
こういうヤツはかえって珍しいような気もしてきたぞ。。。

ではまた。