旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

粘菌食いの虫・・・・・・・クリイロヒメキノコムシ

ばたばたしてまする。
アクセクアクセクアクセク・・・・・・キーーーー!!!

はじっこ虫を貼って今週はおしまい。

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クリイロヒメキノコムシSphinus castaneipennis
と思う。


オオバヤシャブシの枯れた部分に生えていた粘菌(ホコリカビ)の子実体。

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下の方に写っているのは、
ツヤケシヒメホソカタムシMicroprius opacus


以前紹介したマルヒメキノコムシの幼虫でもいないかな?とルーペで覗いてみると、粉が動いて見えたので、菌ごと持ち帰った。
その中にいたもの。

クリイロヒメキノコムシは、
以前紹介した、マルヒメキノコムシの近縁種。

マルヒメキノコムシの体型は三角おむすび型だが、
クリイロヒメキノコムシは俵むすび型。
同じヒメキノコムシ科だが属が違う。

ちなみに実家のおにぎりは一口大の俵むすび型。
(ど~でもよいことだ)


日本産ヒラタムシ上科図説によると、
クリイロヒメキノコムシの近縁種は一種。
ツヤヒメキノコムシS.brevisがいるそうな。
差異はビミョーだ。

上翅は赤褐色で、点刻列の点列は大きく深く、翅端部まで明瞭で、間室は弱く隆起する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリイロヒメキノコムシ

上翅は暗褐色~黒褐色で、点刻列の点列は小さく浅く、翅端部では不明瞭で、間室は平坦
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツヤヒメキノコムシ

ほんとにビミョーだ。。。。。。。。。