旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

目玉おやじ的卵・・・・・・アカヒゲドクガ

今年はテレビで「ゲゲゲの女房」をやっているからか、
お散歩コースで、目玉おやじの集団を見つけた。

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ヤママユの卵と同じくらいかやや小さいくらい。
昆虫の卵としては巨大な方。
タイトルに書いたとおり、

アカヒゲドクガCalliteara lunulata
の卵である。

見つけたときは、正体はまだ知らないので、
ニコニコしながら持ち帰った。

程なく孵化。アカヒゲドクガ1齢幼虫;毛子(けご)

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伸びた状態で5mmほど。

与えたクヌギの若葉(庭のクヌギは時々剪定するので、常時若葉が手にはいるのである。)に食いついて、翌日にはからだがプックリしてきた。

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1齢幼虫にはドクガの特徴である背腺はまだ無いらしい。


アカヒゲドクガ2齢幼虫

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第7腹節のみに背腺が認められる。(矢印部)
前胸にはツノ状の毛束、腹部背面には歯ブラシ状の毛束が生えてきた。

アカヒゲドクガ3齢幼虫

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現在、アカヒゲドクガ4齢幼虫

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この時点で、以前途中から飼育確認した、
アカヒゲドクガと判明。

終齢幼虫は、かなり以前に拙ブログでも紹介。
記事はコチラ→線香花火ケムシ・・・アカヒゲドクガ