真冬のセミルーパー
毎年、啓蟄の頃はいつも寒いような気がするが、今年もやっぱり寒いようである。
八幡さんにある、一番陽当たりの良いところにあるソメイヨシノ。
かなり膨らんではいるが、咲くのはしばらく先になりそうだ。
雨に濡れて元気のないクサイチゴ・・・・
お散歩コースはこんな感じ。
なので、話題を変えます。
飼育中のいもむしが先週羽化したので、こちらを紹介。
1月にお散歩コースの脇のヤブをガサゴソしていたら、服にくっついていた、緑のいもむし。
体長14mm、太さ(細さ?)1mm。
腹脚が中途半端に退化したセミルーパー。
昨年の暮れに見つけた子とソックリである。
(過去記事参照:「ちょっとおしゃれなセミルーパー」)
同種であろうと思いつつも、虫の少ない季節なので、連れ帰って飼育することにした。
室温下で試しに与えたヤブツバキの葉っぱをボソボソと食べながら、少しずつ成長していく。
真冬でも緑色をしていたので、休眠状態と言うのではなく、冬でも暖かい時にはダラダラと成長していく種類なのかもしれない。
ともあれ、2月の中旬には、終齡幼虫になったのだが、これが、以前のものと体型こそ似ているが、模様が全く違う幼虫に変身した。
全体に縦線があり、第4・5・6腹節背面には「やじり」模様まである。
で、結局羽化してきたのがコレ。
ウスモモイロアツバ Olulis ayumiae
飼育はしてみるモンですな。
蛾は種類が多いだけあって、似たようなものでも、違うのが出てきてオモシロイ。
おまけ;顔の拡大
すごいトラ縞・・・・
タイガースファンか?
おまけ2;腹脚の退化具合
ではまた