旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

跳ぶけど飛ばない?・・・・・マルウンカ

巷で話題の、オタマジャクシが散らばっている事件。

サギ類の子育ての時期。
おなかいっぱいに小魚やオタマをためて巣に運ぶ。
巣に帰る途中、カラスに脅かされる。
サギはびっくりして、オタマを吐いて逃げる。
賢いカラスは味をしめて、繰り返す。

ただそれだけのことだと思うのだが、

宇宙人?
空間のひずみ?
竜巻?

なんでやねん!

ちょっと詳しい鳥屋さんなら、思いつきそうなのに。
それともマスコミが、おもしろくない説は黙殺してるだけか?


閑話休題

日曜日にお散歩コースで見た虫。

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マルウンカGergithus variabilis 成虫

模様付きのを見るのはここでは珍しい。

マルウンカの幼虫は、以前に紹介済み。
(該当記事はコチラ→「おてもやん」)

今回見たマルウンカの成虫は、
ヨツボシオオアリCamponotus quadrinotatusに囲まれて、おしりを舐められていた。
木の汁を吸って生活しているので、アブラムシと同じで排泄物が甘いらしい。

ヒトが近づいたら、ピンッと跳ねて逃げるクセに、じっとしている。

こそばゆくないのかな?

マルウンカは幼虫も成虫もよく跳ねるが、
成虫は、翅を使って飛べるのだろうか?

気になったので、前翅を持ち上げて、後翅を見てみた。

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チマッとした後翅しかない。

これは飛べそうにないですね。