旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

こけおどし2題

連休中のいもむし。
2週間ほど前、三田のハンマーさんのブログ「ハンマーの虫のページ2」でイボタガの卵が紹介されていたので、近所で幼虫探しをしてみた。

いました。

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イボタガ Brahmaea japonica 弱齢幼虫
まだ12mmほど。
立派なツノがあるが、ふにょふにょで毒もない。
ネズミモチの葉裏にいたが、他にもイボタノキや、マルバアオダモにもいた。



ツノと言えば、こんなのもいた。

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クロモンキリバエダシャク Psyra bluethgeni 終齢幼虫
ネジキにいたが、いろんな広葉樹で見かける。
二股の立派なツノ。
でも、ふにょふにょでやっぱり毒はない。
ツノがなければ、ただのシャクトリムシである。
大きさは伸びたら4cmほど。

あまり役に立ちそうもないツノだが、どちらの幼虫も、寄生バエなどがまとわりついてくると、「イヤイヤ」と振り回している。
牛のしっぽと同じみたい。



おまけ。

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クロモンキリバエダシャクの弱齢幼虫
4月26日撮影
伸びても1cmほど。

小さいツノがついてます^^;