旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

長い産卵管・・・・ウマノオバチ

5月3日は私にとっての連休初日。
天気も良く、お散歩コースを歩いていても気持ちがよい。
谷筋を歩いていると、岩の上にへばったハチが落ちていた。

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ウマノオバチEuurobracon yokohamaeの♀

            yokahamae

yok[o]hamaeじゃなくてyok[a]hamaeが正しい。2021/09/18訂正。

コマユバチ科に属するが、異例にでかい。
体だけで3cmはある。
しっぽ(産卵管)は写真からはみ出してしまったが、15cmはあった。

コマユバチ類は、昆虫の幼虫に卵を産み付けて寄生する。
私が飼育しているいもむしからも、時々小さなウジが出てきて小さな繭を体の上に作っている。
結局いもむしは死んでしまうため、私から見ればにっくき存在である。

ただ、ウマノオバチはシロスジカミキリの幼虫に寄生するとのことで、私との利害関係(?)はない。

産卵管を触ってみたが、ふにゃふにゃである。
こんなのをカミキリの幼虫が入っている枯れ材に差し込んでいくのかね?
と言うか、差し込んだ後、長い産卵管の中を卵を通していくのも大変だ。
卵が詰まったらどうするんだろ?