シダを食べる蛾・・・・ヒメツマキリヨトウ
山に登ればそうでもないが、昼過ぎに街中に降りてくると、靴底が溶けそうなくらい暑いです。
カニクサと言うのは、つるのようになるシダ植物である。
「ように」と書いたのは、地上に1~2mほど伸びてからみついている部分は茎ではなく、1枚の葉っぱなのだそうだ。
茎の部分は地中を伸びて、いわゆる地下茎になっている。
だから、厳密に言うと、葉っぱがからみついているだけなので、ツル植物とは言わないような気がする。言うのかな?
それはさておき、いつものお散歩コース。
ハイキングコースのあちこちにカニクサが伸びている。
その葉の上に、茶色のいもむしがちんまり止まっていた。
ヒメツマキリヨトウ Callopistria duplicans の幼虫だ。
三角の矢印模様が並んでる。
<-<-<- 「コチラに進みま~す。」
(実際、頭は左側)
成虫はこんなの。
7月6日にカニクサで、同じ模様の幼虫を採集・飼育して、28日に羽化したもの。
幼虫写真を拡大していたら、顔がたくさん並んでいるように見えてきた。
ちょっとムリヤリだったかな?