旧「いもむしうんちは雨の音」置き場

ブロガリサービス終了にともない、「いもむしうんちは雨の音」をこちらに保存しました。

風にたなびくナガ~~い

遅まきながら、カウンタ設置してみた。
それはさておき、日曜日は天気はよいが風が強く、黄砂で景色がかすんでいた。
コース脇の日だまりで真ちゅう色に光る点つぶを発見。
ケブカヒゲナガAdela praepilosaの♂だ。
体長は1cmそこそこだが、触角は3cm程もある。
ヒゲナガガ科の♂は皆、不必要と思える程の長い触角を持つ小さな蛾の仲間だ。
春の風のない日には、日だまりで触角を白く目立たせながら、チラチラとよく飛んでいる。
ケブカヒゲナガの♂は口ひげ(下唇鬚)にもさもさの毛があり、鬚もじゃのおじさんと言った風だ。でも真ちゅう色の翅にはクリーム色の帯があり、その外半にはクリーム色の星を散らしており、なかなかオシャレである。

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