2005-11-07 巨人とこびと 蛾とひとくちに言っても、大きさはさまざまである。 写真のエレガントなハンサム君は ヒメヤママユSaturnia jonasii と言って今の時期に現れる大きな蛾だ。 左下のカワイイのは、 コハモグリガの1種Phyllocnistis sp.で、幼虫が葉っぱに潜る、いわゆる「字書きムシ」の仲間である。 このハモグリガ、ひ弱そうに見えて成虫で冬越しする。 でも大きなヒメヤママユは、1週間ほどで交尾や産卵を終えて死んでしまう。 ムシの世界も複雑である。